腕時計修理
腕時計は、定期メンテナンスが必要になるものです。
部品と部品の摩耗が起きたり、酸化などが原因で油切れが起こるので、メンテナンスをしていないと寿命が短くなったりするものです。
時計の精度やコンディションを維持するためにも、
オーバーホール(分解掃除)を行わなければいけません。
このオーバーホールをDIYとして自分でやると節約になります。
世界的に有名なブランドの腕時計などだと、手巻きか自動巻きで違ってきますが、修理代だけで6万円程度することもザラです。
腕時計を修理するには、それなりの道具と知識、勉強などが必要になり大変ではありますが、節約術としてはかなりの節約と言えます。
時計用の工具でも高級な物もあるので、道具次第では節約の意味がなくなってしまいます。
なるべく100円ショップで手に入るもので揃えるようにしましょう。
必要な道具
必要な道具を簡単に挙げると、
- 精密ドライバー
- 着磁しているか調べるために方位磁針
- ピンを抜くためのツール
- パーツをベンジンで洗浄する時の入れ物
- 注油用のオイラーとカップ
- ピンセットなどの針を扱うツール
- 精密機器用オイル
などが必要になります。
オーバーホールについて
オーバーホールの順序は、分解→洗浄→注油→組み立てになります。
特に、組み立ての際には、
間違った配置にしないよう、時間をかけて慎重に行うようにしましょう。
分解した直後にメモや記憶などで構造をしっかり覚えておく必要があります。
オーバーホールの方法は、
ネットで検索すると多くはありませんがyoutubeなどでもあります。
文字や写真で見るよりも映像で見た方がわかりやすい場合もあるので、
是非、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
腕時計のオーバーホール(分解掃除)をDIYでやることでかなりの節約にはなりますが、
精密機器のため時間と手間を要します。
ベルト交換などは自分でやった方が良い(経済面で)と言えますが、
オーバーホール(分解掃除)には細心の注意を払い、慎重に作業されるようにして下さい。