収納棚をDIYするメリットは多く、カスタマイズ性に富んでいます。

本棚(棚全般)をDIY

本棚をはじめ、収納棚全般はDIYで自作するメリットが大きいです。
組み立て式を中心に既製品の棚も安く売られていますが、既製品だとデッドスペースができたり収納したいもののサイズに合わなかったりします。

 

DIYであれば、設置するスペースと収納したい物の寸法に合った棚を作れるので、空間を有効に活用できますよ。
棚のDIYは一見難しそうに見えますが、ホームセンターにて木材をカットしてもらえれば、簡単に作ることができます。

 

本棚や収納棚が必要な方は、既製品の購入ではなくDIYを検討してみてはいかがでしょうか?

 

必要な道具

 

  • サンドペーパー
  • 釘&トンカチ
  • ビス&ドライバー(あれば電動タイプ)
  • ハケ(ニスや塗料を塗る用)
  • メジャー

 

上記は最低限必要な道具です。できれば電動ドライバーが合った方がいいですが、なくてもトンカチやドライバーのみで完結できます。
こだわりが強い場合は、ノコギリやサンダーなど木材を自分で加工する道具を用意しておくとよいでしょう。
既製品の本棚のように棚の高さ調整機能を用意したい場合は、穴開け機(トリマー)が必要です。

 

必要な材料

 

  • 木材
  • ビス

 

こちらも最低限必要な材料で、機能性や強度にこだわりがない場合は木材トンカチの3点のみで棚を作れます。
強度を高めたい場合は直角クランプなどを用意しておきましょう。
使用する木材の種類や求める耐久性・デザイン性によっては、ニスや塗料で木材の表面を加工してください。

 

DIYの流れ

 

①メジャーで寸法を測る
設置したい場所の外寸や収納棚の内寸をメジャーで測りましょう。
重たい物を収納したい場合は、厚めの木材を使うことを前提に寸法を決めてください。
必要になる木材の長さ・厚みと枚数をメモに残して、簡単な設計図を作っておきましょう。

 

②木材の購入・加工
ホームセンターで木材を購入すれば、原則無料で直線カットをしてもらえます。
強度やデザイン性にこだわりが強い方は、木材同士が噛み合うような切り込みを入れるなど、必要な加工を施しましょう。

 

③バリ取り
カットした木材はカット面にバリが残っています。サンドペーパーやヤスリを使ってカットした側面のバリ取りを行います。

 

④ニスや塗料の塗布
使用する木材や棚の用途によっては、時間の経過で木材が腐敗する恐れがあります。
耐久性や耐水性を高めたい場合は、ニスや木材用塗料を塗布して表面を加工しましょう。

 

⑤組み立て
棚に必要な木材のカットや加工が終了したら、あとは釘やビスを使って固定していくだけです。
強度を高めたい場合は直角クランプ。扉を作りたい場合は蝶番などを活用してください。
厚めの板を使えば、釘やビスで固定するだけのシンプルな構造でも実用性のある強度を確保できます。

 

メリットはカスタマイズ性

 

DIYで本棚を組み立てる猫のイラスト

 

本棚など棚全般をDIYするメリットはカスタマイズ性です。
DIYは全般的に完成品(既製品)よりも安く済みますが、コストだけを重視する場合は組み立て家具の活用も候補に入れてみてください。

 

特に本棚は手頃な組み立て家具が安く流通しています。
DIYは既製品とは違って寸法や機能性をカスタマイズすることで空間を最大限活用できます。
部屋の空いているスペースや収納したい荷物にピッタリの棚を作ることができれば、高級家具以上の満足感を得られますよ!

 

イチから手作りするDIY家具の中では難易度が低いので、興味のある方は積極的にチャレンジしてみてください。

 

DIYに最適な木材についてはこちら